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半分、青い。156話 最終回 第26週 幸せになりたい 感想 あらすじ ネタバレ 鈴愛は律と再婚?裕子と鈴愛の夢は実現する?

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この記事は2018-09-29-20:00:00 ‎に更新しました。

 

半分、青い。156話 最終回 第26週 幸せになりたい 感想 あらすじ ネタバレ 鈴愛は律と再婚?裕子と鈴愛の夢は実現する?

 

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番組概要

  • そよ風ファンの発売決定記念パーティーが
  • つくし食堂で行われることになった。
  • 顔なじみが揃う中、鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)は
  • 扇風機にこめた思いを語り始める。

 

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番組詳細

  • そよ風ファンの発売決定記念パーティーが
  • つくし食堂で行われることになった。
  • 晴(松雪泰子)ら総出で準備を進める中、
  • 鈴愛(永野芽郁)はある人の言葉にヒントを得て、
  • 「マザー」という扇風機の名前を思いつく。
  • 律(佐藤健)と津曲(有田哲平)は早速、
  • 商品名を変更するために動き始める。
  • 夕方になり、
  • つくし食堂では顔なじみが揃ってのパーティーが開かれる。
  • 東京から律も駆けつけ、鈴愛と律はマザーにこめた思いを語りだし…
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【出演】

  • 永野芽郁,
  • 松雪泰子,
  • 滝藤賢一,
  • 佐藤健,
  • 谷原章介,
  • 余貴美子,
  • 有田哲平,
  • 六角精児,
  • 中村倫也,
  • 矢本悠馬,
  • 志尊淳,
  • 小関裕太,
  • 奈緒,
  • 上村海成,
  • 広岡由里子,
  • 高木渉,
  • 池谷のぶえ,
  • 山田真歩,
  • 森優作ほか
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あらすじ

  • 西高校の新聞部員の男子生徒。愛称は「こばやん」。
  • が、記者として、やってくる。
  • 夢をかなえたのね、
  • と、驚く、鈴愛。
  • 喜ぶ、鈴愛。
  • 名前をマザーにする。名前は大切。
  • つくし食堂
  • 鈴愛があいさつ。
  • そよかぜのはなし。
  • 晴に話をふる鈴愛
  • 晴が鈴愛と律にありがと
  • と感謝する。
  • 病気になったことをポジティブシンキングする晴。
  • そして、律に話をふる晴。
  • 律が、みんなに、あいさつする。
  • マザーができてよかった、
  • と、律。
  • わこさん 和子さん 原田知世さんの話をする、律。
  • 裕子ちゃんの話をする、律。
  • 鈴愛とボクテが涙する。
  • 律が、すずめにはなしをふる。
  • すずめが
  • なんにもいえん、
  • ありがと、
  • みんな、ありがと、
  • おばさん、
  • ゆうこ、ありがと、
  • と、感謝の言葉を述べる。
  • その言葉に、母である、晴が、こう、こたえる。
  • みんなここにおるよ
  • と、晴。
  • そやな、
  • と、すずめ。
  • 今日は、すずめと律の誕生日
  • と、医師の先生。余貴美子さん。
  • すずめと律
  • 律が、すずめに傘を渡す。
  • 雨の音がきこえるように。
  • プレゼントの交換を、したことがない、
  • と、すずめが、律に言う。
  • 律が、盗んだ、と、鈴愛に告白する。
  • 短冊。
  • 昔、鈴愛と律が子供の頃、
  • 七夕たなばたの短冊に書いた、言葉。
  • 律は、鈴愛が、子供のときに書いた、短冊を、
  • 大切にとっておいたのであった。
  • おれでいいの?
  • と、律。
  • 律しかだめだ、
  • 私の律は、律だけなんだ、
  • と、すずめが、こくる。告白する。
  • すずめを抱きしめる、律。
  • じゃあ、俺の願い事を言っていいっすか、
  • と、律が、鈴愛にかたりかける。
  • すずめを幸せにしたい、
  • と、こくる、告白する、律。
  • すずめのほほに、涙が、流れる。
  • 雨は降らなかった。
  • 律は、いつも、知らない
  • エンディング
  • 星野源
  • おわり
  • と見せかけて、
  • 後日談
  • つくし食堂。
  • 雨や、天気雨や。
  • 律からもらった傘をさす、すずめ。
  • 鈴愛と、かんちゃんと、晴。
  • 母と娘と、孫。
  • 傘の下で、目を閉じる3人。
  • 鈴愛と晴と、かんちゃん。
  • 目をあける、すずめ。
  • 最後に鈴愛が、ひとこと、
  • 雨のメロディーや。
  • タイトル回収
  • おわり。

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156話 最終回 第26週 幸せになりたい の 感想

  • 半分、青い。156話
  • 最終回 第26週 幸せになりたい
  • 感想 あらすじ ネタバレ 鈴愛は律と再婚?裕子と鈴愛の夢は実現する?
  • の感想
  • マザーって、自作パソコンでいうと、マザーボード。
  • ファミコンでいうと、有名な、糸井重里さんが作った、有名なソフト。
  • マザーって、抽象的な、あいまいな、商品名より
  • そよ風ファンって、言う商品名の方が、
  • どんな感じの扇風機か、
  • 直感的に分かっていいと思いますが、
  • 北川悦吏子さんのセンスが、わかりません。
  • いまいちです。
  • 今回は、鈴愛の娘、カンちゃん、津曲、
  • 医者の先生、
  • 高校時代の鈴愛の初恋の相手が、
  • 新聞記者として登場するなど、盛りだくさん。
  • ついでに、さとえり、こと、
  • 佐藤江梨子さんも出てきて、
  • サンバを踊れば、完璧だったのに、
  • 残念です。
  • 最終週は、裕子ちゃんがなくなったのが、残念です。
  • 裕子ちゃんのかわりに、
  • ボクテが、大活躍。
  • 秋風塾の一員として、
  • 鈴愛を精神的に、メンタル部分で支えていました。
  • ボクテを、LGBTキャラとして登場させたのは、
  • 昨今の、LGBTを、議論する、
  • という風潮、トレンドに合わせてのことだと思います。
  • でも、杉田 水脈(すぎた みお)議員の話とか、
  • 廃刊にまで追い込まれた、
  • 新潮45『そんなにおかしいか「杉田水脈」論文』の話まで、
  • LGBTの話題が大きくなるとは、
  • さすがの、売れっ子脚本家、
  • 北川悦吏子さんでも、予想していなかったと思います。
  • スパロウリズムは、成功しそうです。
  • もう、いっそのこと、バルミューダって、
  • いう社名をもじって、使わせてもらえばいいのに。
  • バルミューダに許可を取った上で。
  • でも、そこは、NHK。
  • 商品名は、うたえない、
  • という立場をつらぬくのでしょう。
  • きっと。
  • でも、なぜか、日テレとコラボしている、NHK。
  • 半分、青い、
  • というより、
  • 半分、民放化している、NHK。
  • くりーむしちゅーの、有田哲平さんを出演させるなら、
  • あいかたの、上田晋也さんも、出演させればいいのに。
  • それこそ、日テレとコラボして、
  • 天才バカボンのパパ的な、キャラで、
  • 上田晋也さんを登場させれば、
  • また、ネットで炎上商法できるのに。。。
  • 最終回なので、最後に、タイトル回収しました。
  • 半分、青いの。
  • 半分、青いの、解釈は、
  • あとは、視聴者のみなさんにお任せ、
  • というパターンでもありました。
  • 最後に、後日談として、
  • 例えば、1年後、5年後の話で、
  • かんちゃんが、大人になって、
  • スケートをして、
  • 浅田真央ちゃんが、登場
  • という、サプライズゲスト、
  • という展開も想像していましたが、
  • そういう展開は、ありませんでした。
  • スケートの話は、一体、どうなったんでしょうか?
  • 伏線をはるだけ、はっておいて、
  • スケートの伏線だけ回収されていません。
  • 北川悦吏子さん、
  • スケートの話は、
  • 浅田真央さんが話題になったときに、
  • のっかっただけ、なんでしょうか?
  • 鈴愛は、律から、傘をプレゼントされて、
  • プロポーズ?されましたが、
  • 結局、再婚したのでしょうか?
  • 結婚式場とか、
  • ウエディングドレス姿の鈴愛とか、
  • 文金高島田 髪結い姿の鈴愛とか、
  • が、最後に登場して、
  • 律と、誓いのキスをして、
  • Bパートが、おわり、
  • エンディングが流れたあとに、
  • Cパートで、後日談として、
  • かんちゃんに、弟、または、妹ができて、
  • 孫まで生まれた、
  • というところまで、期待していました。
  • でも、そこが、結局、あいまいで、
  • ちょっと消化不良でした。
  • 北川悦吏子さんが、
  • はやらせようとして、
  • ニコニコ実況や、2CHや5CHで、
  • はやらせないぞっ、
  • と、ツッコミされまくっている流行語?
  • フレーズである、
  • ふぎょぎょっ
  • を、最後の辞世の句、最後のシーンで、
  • 鈴愛に言わせるのかな、
  • と、思ったのですが、
  • 言わせませんでした。
  • ふぎょぎょっ
  • で、終わらせていれば、
  • ネットでSNSで、ツイッターで、炎上して、
  • 話題になったのに。。。
  • どうせなら、最終回に、
  • もっと、燃料を投下しましょうよ、
  • 北川悦吏子さんっ!
  • そもそも、この、
  • ふぎょぎょっ
  • は、あまちゃんの、
  • じぇじぇじぇ、
  • と、
  • さかなクンさんの、口癖である、
  • ギョギョッ
  • をあわせての、
  • ふぎょぎょっ
  • だと思いますが、
  • あまちゃんの脚本家である、
  • クドカン、こと、
  • 宮藤 官九郎さん、くどう かんくろう さんに、
  • 許可は取っているのでしょうか?
  • ————————————————————————————–
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E8%97%A4%E5%AE%98%E4%B9%9D%E9%83%8E
  • 宮藤 官九郎(くどう かんくろう、1970年7月19日 – )は、
  • 日本の脚本家、俳優、作詞家、作曲家、
  • 放送作家、映画監督、演出家、ミュージシャン、
  • 濡れ場評論家、似顔絵イラストレーター。
  • ロックバンド・グループ魂のギタリストとしての名義は暴動(ぼうどう)。
  • 本名、宮藤 俊一郎(くどう しゅんいちろう)。
  • 宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町)出身。劇団大人計画所属。
  • 愛称は「クドカン」「くんく」「クン」。
  • 及川光博からは「カンクちゃん」と呼ばれたことがある。
  • 妻は振付師の八反田リコ。
  • 血液型はO型。身長176.5cm
  • (宮藤官九郎の小部屋にて、
  • 「.5がミソです。つーかたぶん177です」と語っている)。
  • ———————————————————————————
  • さかなクンさんに許可は取っているのでしょうか?

さかなクン - Wikipedia

さかなクン(1975年8月6日[1][2][3] – )は、日本の魚類学者で、タレント、イラストレーターでもある。本名は宮澤 正之[2][1][4][5](みやざわ まさゆき[1][6])。父は囲碁棋士の宮沢吾朗九段。東京海洋大学名誉博士、東京海洋大学客員准教授。

東京都生まれ、神奈川県綾瀬市育ち、千葉県館山市[7]在住。所属事務所はアナン・インターナショナル[8]。


最終回の今日は、土曜日、なので、
視聴率は、高い、と思います。
視聴率30%は、いっているのではないでしょうか?

朝ドラで、視聴率30%をとっておけば、
次のフジテレビの月9とか、
日曜9時のTBSドラマの枠とかの、
脚本のオファーが、絶対に、くると思いますので。

では、また。

参考まで、ウィキペディアより、

出演者一覧

半分、青い。 - Wikipedia

楡野 鈴愛(にれの すずめ)
(一時期森山 鈴愛(もりやま すずめ)
演 – 永野芽郁(幼少期:矢崎由紗)
本作の主人公。
1971年(昭和46年)7月7日1生
名前は、晴が出産数日後の朝に聞いたスズメの鳴き声を可愛いと思ったことに由来する。ふぎょぎょっ!」と言う癖がある。

小学3年の秋、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)に不顕感染、ムンプス難聴を発症し[69]、左耳を失聴してしまう。

森山 花野(もりやま かの)→楡野 花野(にれの かの)[注 14][111]
演 – 山崎莉里那
2002年(平成14年)12月23日、鈴愛と森山涼次との間に生まれた一人娘。愛称は「カンちゃん」。草太の姪で大地の従姉。

楡野 晴(にれの はる)
演 – 松雪泰子
鈴愛の母。
腎臓の持病のために子供を持つことを諦めていた。それゆえ、鈴愛を宿した際には戸惑うも、病状が安定していたこともあり出産を決意する。出産後、持病は回復する。
同日同院で出産した和子とは、友達のような関係が続く
楡野 宇太郎(にれの うたろう)

演 – 滝藤賢一
鈴愛の父。仙吉・廉子夫婦の次男。2009年春時点で61歳。

楡野 仙吉(にれの せんきち)
演 – 中村雅俊
鈴愛の祖父。
1920年(大正9年)生まれ。
享年88歳
楡野 廉子(にれの れんこ) / 語り
演 – 風吹ジュン
鈴愛の祖母。3人の息子(仙太郎、宇太郎、賢太郎)の命名もした。
1979年(昭和54年)鈴愛が小学2年時に他界しているが、その後も鈴愛をはじめとする家族たちを天から見守る。鈴愛らは、カエルを廉子の象徴としている。
たまに遺影が喋ったり[注 18]、語りに登場人物が反応を示す[注 19]演出が見られる。
楡野 草太(にれの そうた)
演 – 上村海成(幼少期:志水透哉)
鈴愛の弟。鈴愛より1歳年下。

楡野 里子(にれの さとこ)
演 – 咲坂実杏
2002年時点の草太の婚約者。その後、草太と結婚し、長男・大地を出産。2008年時点では、大地の学費を貯めるため、夫と共につくし食堂で働いている。
楡野 大地(にれの だいち)
演 – 田中レイ
草太と里子の長男。鈴愛の甥で花野の従弟。
「つくし食堂」
健人(けんと)
演 – 小関裕太[31]

萩尾家
岐阜県・東美濃市の由緒正しい家柄。同じふくろう商店街の「つくし食堂」から徒歩5分の場所で、老舗の「萩尾写真館」を営んでいる。

萩尾 律(はぎお りつ)
演 – 佐藤健(幼少期:高村佳偉人)
鈴愛の幼なじみ。乳児期を含め、律の心情を語る場面は佐藤がナレーションを入れている。
鈴愛と同じく1971年7月7日、彼女より5分先に14時20分生。喘息の持病(高校入学後は克服)があり、物理好きかつ理知的な性格で友達が少ないが、鈴愛とは馬が合う。自宅に遊びに来る鈴愛から、9歳の誕生日に自身がプレゼントした木彫笛(父・弥一の蓼科撮影旅行の土産)[132]を3回吹いて呼び出されマグマ大使のように頼られて続けており、彼女を守ることを自負している。ただし恋愛感情はなく、鈴愛はドラえもん(世界の扉)のような存在だと、友達の正人には語る[133]。

萩尾 和子(はぎお わこ)
演 – 原田知世
律の母。家族からの愛称は「和子さん」。
晴と同時期に産気づくが、陣痛の自覚が弱いために病職員から見過ごされる時間が続いたことと、晴が難産で分娩室が空かなかったことから、律を病院の待合廊下で出産する。
美人でおっとりとした性格。話が長いのが欠点。マグマ大使に登場するゴアや金八先生のものまねを得意とするなど、ユニークな面を持つ。

萩尾 弥一(はぎお やいち)
演 – 谷原章介
律の父。
穏やかな人柄で、鈴愛からは「(言っていることが)もっともらしい」と思われている。
朝露高校の卒業アルバムを長年にわたり制作している。写真家「BROAD BEAN」[注 21]のファン。和子の死後、2010年時点では写真教室も始めた。
萩尾 より子(はぎお よりこ)
演 – 石橋静河
律の妻。旧姓「日野」。
菱松電機の受付嬢をするなか律と出会い、1999年4月に結婚する。
上昇志向の持ち主で、律や息子の翼は彼女には何も言えなかった。
2002年の年末の時点では既に長男が誕生している。子供を幼稚園からお受験させようと塾通いさせる姿勢から「教育ママ」とブッチャーから評されている。
また「部長夫人以上になる」のが目標で律がスタンフォード行きを断った時はそれを責めていた。
萩尾家とは空気が合わず、萩尾家にいると「息が詰まる」と言う。息子の翼を連れて来た時は用事が済むと翼を置いて自分はサッサと帰ってしまう。和子の葬儀の時は火葬場で待つ間に欠伸をしていた。
だが律が自分に何も言ってくれず、寂しい思いをしていたと、2008年に律のスタンフォード赴任前に二人で話し合った時は語っている。
律の赴任に合わせて渡米するが環境が合わず、翼を連れて半年で帰国し、大阪に戻って生活。2010年6月に律と離婚が成立。7月には別の人と再婚の見込みとなる。
萩尾 翼(はぎお つばさ)
演 – 山城琉飛
律とより子の長男。2008年1月時点で7歳(2010年夏時点で小学4年)。自宅から大阪にある名門の小学校に通う。同年5月、萩尾写真館で花野と初めて会う。この時、花野の写真を撮ったことがきっかけとなり、カメラマンを目指すことを決意する。

西園寺家
有限会社「西園寺不動産」を営む、町一番の資産家。センキチカフェの大家だが、後述する麗子の結婚により、賃料は取らないようになっている。

西園寺 龍之介(さいおんじ りゅうのすけ)
演 – 矢本悠馬[注 22](幼少期:大竹悠義)
鈴愛の同級生。1971年4月27日10時13分生。1980年の小学3年時に容姿や性格から鈴愛に「反則ブッチャー」と呼ばれて以来、「ブッチャー」があだ名として定着。高校生時に標準体型に変わっても呼ばれ続けている(このため肝心の本名である龍之介と呼ばれることはなく、鈴愛や律に本名を忘れられる)。

西園寺 満(さいおんじ みつる)[150]
演 – 六角精児
龍之介の父。
西園寺 富子(さいおんじ とみこ)[151]
演 – 広岡由里子
龍之介の母。
西園寺 麗子(さいおんじ れいこ)[152][注 23]
演 – 山田真歩[31](幼少期:幸田雛子)
龍之介の姉。龍之介と同じく自己中心的なずるさを持つ。幼少期にメルシーという愛犬を、2008年時点も小型犬を飼う。
40歳近くまで独身だったが、健人の求愛を受け入れ、彼と結婚する。
木田原家
岐阜県・東美濃市のふくろう商店街で洋品店「おしゃれ木田原」を営んでいる。センキチカフェの制服も制作した。

木田原 菜生(きだはら なお)→西園寺 菜生(さいおんじ なお)[注 24][153]
演 – 奈緒[注 25](幼少期:西澤愛菜)
鈴愛の幼なじみ。1971年6月3日9時55分出。
朝露高校では美術部と弓道部を掛け持ちして所属する。しかし弓道のセンスが無くて上達せず、試合出場経験は3年時の練習試合1回のみとなる。高校3年時、西高校の生徒からラブレターを貰うが、後に失恋する。「おしゃれ木田原」を本当におしゃれな店にしたいと考え、高校卒業後は地元から名古屋の服飾の専門学校へ通う。鈴愛が上京する日には餞別に、幸子と一緒に選んだカエル柄のワンピース[154][155]を贈る。卒業後は「名古屋デパート」の靴売り場に勤務し続ける。その後、ブッチャーと動物園デートをするなど親交を深め、2000年春、「ともしび」にて龍之介からプロポーズされるが返事を一旦保留し、「おしゃれ木田原」の改装費を相談する。2008年春の時点ではブッチャーと結婚し、一男一女(モカとキララ)を儲ける。
木田原 五郎(きだはら ごろう)
演 – 高木渉
菜生の父。
木田原 幸子(きだはら さちこ)
演 – 池谷のぶえ
菜生の母。
朝露高校の人々
山田先生
演 – 尾関伸次
朝露高校の鈴愛たちの3年3組の担任[161]。英語教師。
勅使河原(クラゲ先生)
演 – 春海四方[159]
朝露高校の世界史教師。
授業中の声が小さい癖を持つ。しかし鈴愛が集音目的で付け耳を付けると、プレッシャーを感じて声を張り上げる。
2008年6月、開店日のセンキチカフェを訪れ、「ふくろう会」(鈴愛、律、龍之介、菜生の4人)の面々と再会する。
マナ
演 – 静麻波
鈴愛たちの同級生。
小学校時代には、菜生たちとベストテンごっこをして遊び、松田聖子役を取り合いの末に獲得した結果、険悪な雰囲気になったことがある。
朝露高校ではバドミントン部に所属し同部員と交際を始める。
ゆかり
演 – 飯田來麗
朝露高校の美術部員。卒業後は名古屋のカルチャーセンターに就職予定。
香織
演 – 塚本小百合
朝露高校の美術部員。卒業後は千種美術短大でイラストを学ぼうと思っている。
その他の岐阜の人々
岡田 貴美香(おかだ きみか)[162]
演 – 余貴美子
岐阜県・東美濃市の町医者「岡田医院」の女医であり院長。愛称は「キミカ先生」。産婦人科も営んでおり、「ふくろう会」の4人や、花野が、ここで産まれた。
テーマパーク「ぎふサンバランド」が西町の清水が森に建設される計画について、交通渋滞や環境破壊を懸念し、反対の姿勢を示す。
1995年9月17日に地元で還暦パーティーを開く。
須郷
演 – 加藤千佳[注 27]
岡田医院の助産師。貴美香からは「せっちゃん」と呼ばれている。
まさこ
演 – ふせえり[159]
お好み焼きも扱う喫茶「ともしび」[163]の店主。2008年9月時点で2度の離婚歴を持つ。
友永
演 – スマイリーキクチ[159]
ふくろう商店街の床屋の店主。
豊島(とよしま)
演 – 佐藤夕美子[159][注 28]
鈴愛のふくろう小学校3年生時の担任。
渡し舟の船頭
演 – 吉澤健
木曽川の渡し舟の船頭。亡き妻が柳ヶ瀬の空襲によって左耳が不自由だったことを、鈴愛に語る。
西村
演 – 酒向芳[159]
東美濃市農業協同組合の職員。仙吉の旧制中学校時代のギター部の後輩。
仙吉に頼まれ、就職活動の面接に来た鈴愛本人には内密に縁故採用する。
2008年春、鈴愛本人から再び就職の口利きを懇願されるが、自身が定年退職をしてから数年経過していることや、梟町自体に仕事が少ないこと、過去に縁故採用を辞退されたことなどから謝絶する。
小林
演 – 森優作[159]
西高校の新聞部員の男子生徒。愛称は「こばやん」。
自転車通学途中に鈴愛の目前でカセットテープを落としたことが出会いのきっかけとなり、後日、鈴愛に全てを打ち明け恋心を告白し、明治村へのデートに誘う。しかし、デート中に付け耳をして監獄や拷問器具[164]についてウキウキと話す鈴愛を見て幻滅し、以後、彼女と距離を置く形で振る。
東海新聞の記者となって2011年7月7日、扇風機の取材のため、つくし食堂を訪れて鈴愛と再会する。
東美濃信用金庫勤めの課長[165]
演 – 和田亮太
1999年春に鈴愛の夢の中に出てきた見合い相手。
中学生[注 29]
演 – 庄司ゆらの
2008年6月、センキチカフェで岐阜犬(和子)に、友達がいないという悩みを相談。「友達は無理に作らんでもええ」と言われ、後日、気持ちが楽になったことを伝えに再来店した。
オフィス・ティンカーベルの人々
赤坂[166]にある、秋風の自宅兼マンガスタジオ[167][168]。鈴愛が入所する寮「秋風ハウス」[169]が隣接している[170]。

秋風 羽織(あきかぜ はおり)[171][172]
演 – 豊川悦司
本名は美濃権太(みのごんた)[173]。1989年時点で作品累計が5000万部超の、売れっ子少女漫画家[38]。1992年時点では「月刊ガーベラ」に『チープスリル』が連載されている。美術大学を中退後、大阪で百科事典のセールスマンになるが、30歳手前の時に漫画家を志し退社。アルバイトをしながら投稿しプロになった経歴を持つが[174]、常に担当編集者[159]には恵まれず歩んできた。感情が高ぶると河内弁を発する[175][176]。
1985年、S状結腸癌に冒されるが摘出手術を受け一命を取り留める。1989年から体調の不調を感じるも癌の再発を恐れ定期検診を受けずにいた。1990年に菱本の説得で受診し直腸癌の罹患が判明するが、早期段階のため内視鏡による摘出手術と2日間の入院で事なきを得る。
公には人物像はシークレットとされてきたが、実体は長髪でサングラスをかけ[177]、黒い服を身にまとった[注 30]、物事に強いこだわりを持つ気難しい中年男性(1990年時点で50歳すぎ)で、妻も家庭も持たず[178]、かつて3頭の犬と1羽の兎を飼っていた[168]。読者の顔を見たい動機で開催したトークショーを機に公に姿を公表する。
名古屋のトークショーで鈴愛が差し入れした五平餅を気に入り、彼女を楽屋に呼び入れる。その際に彼女が書いた漫画の原稿も見せられ、基礎を踏んでいない手法ながらも才能を見込んで弟子入りを誘う。
鈴愛がオフィス・ティンカーベルで働き始めて間もなく、鈴愛を「岐阜の猿」と呼ぶ。五平餅食べたさで鈴愛を誘ったことや、競争社会で殺伐とする「秋風塾[注 31]」の潤滑油的役割を期待したメシアシとしての採用だったことを明かすが、彼女に食い下がられて、与えた課題を達成したことを認め、秋風塾の特待生にする。後に、ほかの2人とは違い、山を駆け回っていたリアルさが鈴愛の持ち味とも本人に語る。
秋風塾の3人に対しての漫画の指導は厳しい。一方、デビューが決まった裕子の将来を考え担当者との仲介や連載を紹介したり、破門になったボクテの原稿持ち込み先に陰で口利きしたり、鈴愛の連載作品のストーリー転換の打診を出版社側からされた際は、鈴愛の感性を尊重し拒んで作風を守るなど、面倒見は良い[81]。1999年の鈴愛が漫画家を辞める時、「私の人生を豊かにした」と3人について語る。2010年時点でも漫画家を続けている[注 32]。ユーコが好きな『A-Girl』の続編を彼女の生還を祈って、2011年の東日本大震災発生後の「月刊ガーベラ」に載せるため描く。
菱本 若菜(ひしもと わかな)[179]
演 – 井川遥
秋風の有能な女性秘書(マネージャー)。気難しい秋風も、彼女の言うことだけは素直に聞く。美人で、ファッションはピンクハウス系[180][181][182]。
中学は親元を離れて全寮制。お茶の水女子大学を首席で卒業後、大手出版社である「散英社」に入社。27歳時に妻子持ちの編集長と恋に落ちるが、出世のために彼が手のひらを返し失恋。社内に居づらくなったところを担当する当時中堅漫画家の秋風に雇用された過去を持つ。
普段はクールで冷静な性格だが、怒ると早口で言葉をまくし立てる癖を持つ。また、正人の「鈴愛の彼氏」という冗談に「先を越されるとは」と発言した事から、独身で恋人もいないことが示唆されている。鈴愛と涼次の結婚式の時に撮影されたビデオでも同様の発言をしている。
鈴愛を陰で「五平餅」とあだ名するが、秋風の創作にいい刺激になる存在ではないかと思っている[183]。
小宮 裕子(こみや ゆうこ)→浅葱 裕子(あさぎ ゆうこ)[注 33][184]
演 – 清野菜名
秋風の若手アシスタントで秋風塾生。「ガーベラ漫画セミナー」の特待生。鈴愛と同年齢。愛称は「ユーコ」。
実家は世田谷区の裕福な家柄で、自身も小学校からずっと私立の一貫校の女子校で学んだ。小学生の時に骨折して入院した際に看護婦から『ユー・メイ・ドリーム』を教えてもらい、以降お気に入りの楽曲にしている。これが縁で看護婦を将来の夢としていたが、母がフランスかぶれで厳しい毒親である事から反対を恐れて言い出せずにいた。後に母は再婚していることもあり、1990年の時点では自身と軋轢が生じていた。特に好きな秋風作品は『A-Girl』。
鈴愛と出会った当初は、無口で表情は乏しく、オフィス・ティンカーベルの職場環境を「3K[注 34]」と評し、「秋風は危険な香り」と忠告する。また、家族愛や人間関係に恵まれて育った鈴愛に嫉妬し、甘え上手な調子者である性格を指摘して取っ組み合いの喧嘩となるが、やがて彼女の努力や人柄を受け入れて謝罪し、打ち解ける。
大御所の原稿が落ちた穴埋めで、「月刊ガーベラ」1992年4月号に小宮裕子名義で『5分待って』[注 35]が読み切りで掲載され、秋風塾の中では一番最初にプロデビューする。その夏には同社の週刊青年漫画誌「ビッグイブニング」での連載が決まる。
秋風からは「ドラマに向いている」と評される一方で、1995年『5分待って』は145話時点で読者人気投票で下から2番目となり、担当編集者から残り3回での打ち切りが告げられる。以来スランプに陥り、主要部分の執筆をアシスタントに任せ、着飾って頻繁に夜遊びに出かけるなど荒んでいく。やがて合コンで知り合った浅葱と結婚してインテリアコーディネーターを目指す事を決め、漫画家を引退。同年8月27日に挙式する。
1999年の時点では長男(クウちゃん)がおり、子供の誕生を機に実母と和解している。2003年末、夫の仕事の都合で仙台に転居することを鈴愛らに告げる。2007年に看護学校に入学。看護師になり、2010年時点では仙台にある[注 36]海が見える病院に勤務していたが、2011年3月11日の東日本大震災の津波で被災し死去。享年40。戒名は『慈温厚裕大姉』[注 37]。
藤堂 誠(とうどう まこと)[185]
演 – 志尊淳
秋風の若手アシスタントで秋風塾生で、「月刊リリー」の佳作常連者。
ゲイの美青年[186]で愛称は「ボクテ」(「僕って」が口癖のため)。高校生時代はコミケで活躍し「金沢の鬼才」と呼ばれていた。実家は「藤堂呉服店」だが、両親に漫画家への夢やゲイであることを理解されず疎遠になっている。特に好きな秋風作品は『海の天辺』。秋風からは「天才」と評されている。
鈴愛がオフィス・ティンカーベルに来た当初から親切に接し、一緒にスイーツ食べ放題に行く条件でカケアミの技法を教える。
裕子にデビューを先を越され、さらに実家から家業の後継や縁談のために帰省を促されて焦り、プロデビューを持ちかける黒崎と接触する。しかしネームに行き詰まり、鈴愛の作品『神様のメモ』のネームを譲ってもらい、お色気風に漫画を仕上げて「月刊アモーレ」に寄稿、1992年7月号に読み切り掲載される。この件で秋風から破門を言い渡され、オフィス・ティンカーベルを去る。時同じくして、自身の投稿作品『女光源氏によろしく』[注 38]が1992年の「ガーベラ大賞新人賞」を受賞するも秋風が辞退させる。
破門後は、改めて他社でのメジャーデビューを目指し少女漫画雑誌「月刊リリー」を有する丸山出版へ原稿の持ち込みを始める。やがてBOKUTTE名義の『女光源氏によろしく』[187]が講談館出版で連載、映画化もされ、1995年時点では、女子高生からサインを求められるほどの人気漫画家となっている。なお酒は弱く、飲みすぎるとからみ酒になってしまう。
鈴愛の漫画が本当に好きであり、『一瞬に咲け』が読み切り掲載された際はネーム譲渡の罪滅ぼしも兼ねて、新宿二丁目の友人らの協力を得てアンケート葉書を散英社へ大量に送る。鈴愛との交流は続き、ユーコと共にたまに会いに来ている。『女光源氏によろしく』が連載17年目となった2010年、描き尽くして別の作品も描きたくなり、改めて『神様のメモ』のアイデアを下さいと鈴愛に直接頼み、許可を得る。
中野
演 – 河井克夫[159][注 39]
秋風のベテランアシスタント。繁忙期のみ秋風を手伝う。プロの漫画家であり、『青空列車』は「月刊ガーベラ」の後ろの方に掲載されることがある。野方とまとめて「中野方」と呼ばれる。
野方
演 – 猫田直[159]
秋風のベテランアシスタント。プロのフリーアシスタントで、繁忙期のみ秋風を手伝う。中野とまとめて「中野方」と呼ばれる。2000年時点で中野に好意を寄せている。
ツインズ
演 – MIO、YAE[188][189]
鈴愛がメシアシでなくなったため、1990年にオフィス・ティンカーベルに雇われた双子のメイド。1999年春時点で28歳。
ユカ
演 – 藤松祥子
1995年時点の鈴愛のアシスタント。
マル
演 – 佐藤睦
1995年時点の鈴愛のアシスタント。
小柳[190]
演 – 芹沢尚哉
1995年時点の裕子のアシスタント。
出版社の人々
北野編集長
演 – 近藤芳正[159]
出版社「散英社」の漫画雑誌「月刊ガーベラ」の編集長。真鍋の提案にヘソを曲げて、契約を打ち切り他社で連載させると言い出した秋風の機嫌を取り、彼が要望するトークショーを開催する。1992年夏に青年誌「ビッグイブニング」へ異動。秋風からの提案もあり、裕子の『5分待って』連載枠を確保する。
真鍋
演 – 安井順平[159]
出版社「散英社」の編集員。1989年時点の、秋風の原稿の担当者。秋風に、編集部の提案との理由で新連載の漫画のタイトル変更を勧めるが、秋風の機嫌を損ね、クビを言い渡される。
小杉 誠[191]
演 – 大野泰広[159]
出版社「散英社」の編集員[157]。真鍋の後任として、鈴愛の実家を訪れる菱本に同行する。
楠木 洋平
演 – 清水伸[159]
出版社「散英社」の編集員。裕子にとって初の担当者。
飯野
演 – 遠藤弘章[159]
出版社「散英社」の編集員。鈴愛にとって初の担当者。
藤 真由美
演 – 太田緑ロランス[159]
「散英社」の「ビッグイブニング」の編集員。裕子の『5分待って』の担当を数年に渡り務める。
黒崎 良平
演 – 古澤裕介[159]
草萌書房「月刊アモーレ」の編集者。ボクテに、高校時代のコミケから注目していたと語り、同誌の作風に合ったお色気っぽい漫画の提供を打診する。
江口 正樹
演 ‐ 中野剛[159]
丸山出版「月刊リリー」の編集長。巷ではワンマン編集長として知られ、秋風からは苦手視されている。
アミー編集長
演 – 木下政治[159]
講談館出版「月刊アミー」の編集長。1999年春、秋風とボクテから依頼を受け、秋風の大型長編読み切りと、その前に鈴愛の単発読み切り掲載を約束する。
吾妻
演 – 丸一太[159][192]
講談館出版「月刊アミー」の編集者。鈴愛が1999年7月号の入稿締切に間に合わなかった際、もともと欲しいのは秋風先生の原稿と本音を漏らす。
西北大学の人々
東京にある私立大学(早稲田大学をモデルとしている[注 40][193])。

朝井 正人(あさい まさと)[194]
演 – 中村倫也
西北大学の法学部に所属する律の同級生。ソフトな外見とは裏腹に女性に遊び慣れている様子を見せている。一部の女性には「マア君[195]」と呼ばれている。
律とは同じマンションの向かい同士であり、自室で飼っている子猫の「ミレーヌ」を介して知り合う。北海道出身であるが言葉の訛りを気にし、単語を区切って話すようにしている。
叔父の母校でもあった名古屋の「海藤高校」を受験して不合格となったが、その日に律が助ける前に犬を道路の脇に避難させていたのが、正人だった[196][197]。
喫茶「おもかげ」でアルバイトを始め、店で意気消沈し悩みを吐露する鈴愛を優しく励まし、恋心を寄せられる。鈴愛とはデートをしたりキスをする寸前になる程に交流を深めていくが、彼女からの愛の告白を断る形で6月の終わりに振る。理由として、鈴愛を過去付き合った女性たちと同じ境遇にさせたくないことや、律と鈴愛が両想いであると判断したこと、律との友情を優先したい旨、律にのみ打ち明ける。その後、海外出張する親戚宅の留守番をするために、吉祥寺へ転居する。その後も律とは連絡を取り合っていた。
商社勤めから老舗の法律関係の出版社に転職。2010年、東京に転勤した律に杉並のアパートを紹介。それと前後して五平餅の屋台を引いていた鈴愛とも再会しており、鈴愛から時々五平餅を買ったり、シェアオフィス「なんでも作るよオフィス」に出入りしたりしていた。その関係で鈴愛と律が再会するきっかけを作り、律にも「なんでも作るよオフィス」を紹介するなど、鈴愛と律との旧交が復活する。花野とも仲が良い。また、この時期、10歳上のキャリアウーマンのアキコと交際している。
伊藤 清(いとう さや)[198]
演 – 古畑星夏
柏木高校の弓道部員で他校でも評判の美少女。中学生時に横浜から岐阜県に転入した。弓道はインターハイ入賞の腕前を持つ。
高校3年時の一学期に部活の練習試合で朝露高校に来校した際、律と出会う。
高校卒業後は西北大学文学部に進学し、弓道部に入部。先輩に頼まれて弓道の選択授業の手伝いをするなか、律と再会し交際を始める。プライドが高く嫉妬深い性格で鈴愛より女性として上だと思っている節があるため[199]、常に律の隣でいる鈴愛の存在を疎ましく思い敵視したあげく、掴み合いの喧嘩をする[注 41][200]。
その後、律との交際は3年で終局する。
宇佐川 乙郎
演 – 塚本晋也[159]
理工学部の教授。世界で初めて二足歩行のロボットを開発した人物。研究室への生徒勧誘の目的で、亡くなった母・いくよから名前を取ったCCD搭載のピアノを弾くロボット「ロボヨ」[201]も作った。その後、京都大学へ移籍し、1995年には研究チームが学会で受賞する。2010年に東京に転勤した律を正人とともに訪れ、律の研究は素晴らしいものだった、と慰める。
高峰
演 – 磯部莉菜子
宇佐川の研究室に所属する学生。
クールフラットの人々
森山 涼次(もりやま りょうじ)[202][203]
演 – 間宮祥太朗
映画会社「クールフラット」の助監督。1971年生まれで、鈴愛と同い年。3歳時に両親が、絵の仕事による海外出張で空港に向かう途中で交通事故死して以来、母の実家である藤村家で育てられるが、成人してからも過保護な3人の叔母の愛に耐えきれずに家出し、1997年の正月に祥平の家に転がり込む。年上の女性などから「涼ちゃん」と呼ばれている。料理が得意で人懐こい性格だが、不都合な事を打ち明けられずに隠したり事後報告するなど八方美人な面を持つ。夢に夢見て物事を始めても3日坊主で終わることが多かった。
鈴愛とは1999年の秋、ソケットを求め「100円ショップ大納言」に来店した際に出会い、後日、光江に頼まれて運動会シーズンの4日間だけ臨時アルバイトとして同店で働く。元々、漫画家・楡野スズメの『一瞬に咲け』のファンであったこともあり、共に働くうちに鈴愛に惹かれていき、出会ってから6日となるアルバイト最終日、雨の中で想いを告白しプロポーズする。その後、鈴愛と結婚。
物語を閉じるのが寂しい性格で、自身が作ってきた映画脚本案は全て書きかけだった。2000年に祥平の勧めで、原作ものに挑戦。佐野弓子の『名前のない鳥』[204]の脚色を、祥平の添削を受けながら2年がかりで完成。映画化が決定するものの、監督は祥平が務めることになる。鈴愛の妊娠を機に、映画から足を洗うことを決めて「大納言」で働く。2002年暮れに長女・花野が誕生。一児の父となる。
しかし、映画監督になる夢がどうしても諦めきれず、鈴愛たちの目を盗んで密かに祥平に連絡を入れ、2003年に弓子から依頼を受けたことを機に再び脚本を執筆。脚本が完成し監督することも決定した2007年、花野5歳の誕生日に鈴愛に別れを切り出し、鈴愛や藤村3姉妹の反発を押し切り家を出て再び祥平の家に身を寄せる。それ以来、自宅に戻る事なく、光江・麦そして鈴愛から直接説得されるも決心は変わらず、2008年春、鈴愛に花野を託し、離婚。同年に「恋花火」で映画監督デビュー、作品はロングランヒットする。
鈴愛の再上京を知って花野と会いたがっていたが、2011年2月、鈴愛と藤村家で対面。離婚時のことを謝罪。鈴愛からの「そよ風ファン」発表用動画を必要経費のみで制作するという依頼を受け入れる。また、ホームページ用の動画も制作する。
元住吉 祥平(もとすみよし しょうへい)[205][206][207]
演 – 斎藤工
映画監督で、映画会社「クールフラット」の事業主で、中野辺りの事務所兼自宅マンションに住む。1995年に『追憶のかたつむり』[208]で、「第48回コート・ダジュール国際映画祭 その視点部門グランプリ」を受賞[209]。しかし、その後は映画の製作や売り込み営業をすることはなく、開店休業状態の日々を送る。『追憶のかたつむり2』を制作して2000年に公開するも、興行は失敗に終わり大赤字となる。
同居する涼次を実の弟のような存在に思いつつ、彼が病身にも関わらず料理をさせるなど家事の一切をしてもらってきた。
2002年、当初は脚色した涼次が務める計画だったが、仕事がなくて魔が差し、『名前のない鳥』の監督を弓子に志願した結果、弓子に気に入られ監督することが決まる。2003年には雑誌に「今年活躍した10人」として紹介され、新作映画が予定されるなど成功を収めた様子を見せている。鈴愛に麦が語った話によれば、2010年時点では『かたつむりの囁き』などインディーズ系の映画を中心に活躍している。
藤村家と100円ショップ大納言の人々
藤村家は姉妹3人で、東京の下町にある一軒家に同居。戦前からオーダーメイドをメインとした老舗帽子店「3月うさぎ」を営んでいたが、経営難により1998年から店舗を事業転換し、3人でフランチャイズチェーン店「100円ショップ大納言」の共同オーナーに就く。涼次と鈴愛の離婚後も鈴愛と花野と藤村家の交流は続いている。

藤村 光江(ふじむら みつえ)[210][211]
演 – キムラ緑子
藤村家の次女で、涼次(姉・繭子の息子)の叔母。
姉妹の中でも特に、父から継いだ帽子店に思い入れが強い。同業者の「RAKKO NO ATAMA」[212][213]が台頭したせいで閉店に至ったと考えている。大阪に嫁ぐも20代で離婚した経験があり、普段はエセ関西弁を話す。
借金の抵当に入っている自宅で1997年から、店名と同じ帽子教室「3月うさぎ」を開き、講師をしている。
涼次を実の息子のように溺愛し、彼と一緒に店を営む事を夢見ていた。一方で冷静に涼次の将来を考え、鈴愛との結婚を決めた彼に対して祝福し、彼の両親が生前に貯蓄した預金を、結婚資金として快く渡す。2007年に涼次が映画監督として生きるために離婚を決意した際には、亡き姉の代わりと述べて彼を平手打ちするなど憤慨する。
鈴愛の再上京をきっかけに鈴愛と花野との交流が復活し、花野のスケートのレッスン料を負担しているほか、花野に自分を「みいばあばあ」[注 42]と呼ばせている。
藤村 麦(ふじむら むぎ)[214][211]
演 – 麻生祐未
藤村家の三女で涼次の叔母。野鳥オタクで、カルチャーセンターの野鳥講座で教鞭を執り、「100円ショップ大納言」に野鳥コーナーを設置させている。
1997年めありと共に、光江へ事業転換の説得をする。涼次を溺愛し、彼と鈴愛との結婚に難色を見せる。2000年春、自宅を訪れた祥平の髪型に関心を持ち、映画『追憶のかたつむり』を傑作と語る。2002年6月、祥平からの依頼で『名前のない鳥』の撮影準備に、野鳥の監修として手伝う。2008年時点でも野鳥仲間としてバードウォッチングに行くなど、祥平との交流は続く。
藤村 めあり(ふじむら めあり)[215][211]
演 – 須藤理彩[注 28]
藤村家の四女で涼次の叔母。メアリー・カサットの絵画『赤い帽子の少女』が好きだった権蔵が名づけた。既婚者だが、世田谷の自宅を家出して以来、2年以上夫の迎えを待ち続けている。2008年の時点では、既に離婚した旨が示唆されている。雑な性格で、ニート生活を送っている。
涼次を溺愛し、彼と鈴愛との結婚に難色を見せる。
藤村 権蔵(ふじむら ごんぞう)
演 – 仲田育史[159][注 43]
老舗帽子店「3月うさぎ」の店主で帽子デザイナー。藤村4姉妹の父で、涼次の祖父。1999年の時点で故人。
『不思議の国のアリス』において帽子屋とアリスが参加する『気違いのお茶会』の主催者・三月ウサギから店名を命名した。
生前は、職人気質であった一方で数々の女性を渡り歩いていた。その結果、病弱であった妻から家を追い出され孤独死したことが娘たちによって語られている。
田辺 一郎(たなべ いちろう)[216][217]
演 – 嶋田久作
台東区根津野[注 44]にある「100円ショップ大納言」の雇われ店長。光江の小学校の同窓生。
一人で勤務していたが、1999年秋にオーナーの光江の意向でアルバイト募集をかける。自身の強面が原因で客足が遠退いていると感じており、それを緩和するため気の抜けたタイプがいいとの考えで鈴愛を採用する。鈴愛や常連客の東雲からは、「モアイ像」とも例えられる。
若い頃、帝王製紙の社長令嬢と交際しており婿入り話が来たが、ミュージシャンを目指していたため断った過去を持つ。
小説『失楽園』の世界に憧れ、秋になると店の繁忙期にも関わらず、若い女性と姿を消す習性がある。風をやわらかにするため店内の扇風機を壁に向けて設置しており、質問してきた鈴愛に説明した。このことを2010年、健人のイースター島の新婚旅行土産・モアイ像の置物を実家で見た際に鈴愛が思い出し、そよ風の扇風機作りの第一のヒントとした。

鈴愛の“モノづくり”に影響を与える人々
津曲 雅彦(つまがり まさひこ)[218][219]
演 – 有田哲平[31]
企画会社「株式会社ヒットエンドラン」社長。千駄ヶ谷にある廃校を利用したシェアオフィス「なんでも作るよオフィス」に事務所を構える。従業員は数名。
熊本出身[注 45]で離婚歴がある。大手広告代理店である「電博堂」を辞めて独立した。息子の修次郎の話によれば、別れた妻は2010年時点で「電博堂」の部長を務めている。津曲自身も課長まで務め上げていた。
ただし企画した商品は電子ゲーム「ひめっち」など何かに似ているものが多い。
2008年6月、カツ丼フェス考案中に偵察で「つくし食堂」を訪れたことをきっかけに「センキチカフェ」に立ち寄り「岐阜犬」の商品化を思いつく。9月に鈴愛を再訪。「トイギャラクシー」から翌年2月「おしゃべりワンワン」の商品名で発売される見込みとなり、鈴愛が出した従業員として雇うという条件を受け入れ、「岐阜犬」のアイデアを譲渡契約の300万円で買い取る。「おしゃべりワンワン」は20万個の大ヒットをするが、2匹目のドジョウを狙って開発した「土佐猫」は大コケ。大量の在庫と多額の負債を作り、2009年秋に資金繰り不能により倒産。夜逃げをして姿を消す。息子の修次郎にはその事を話せずにいた。
2010年、ふらっと「なんでも作るよオフィス」に戻り、1階にあるカフェ「イコイノバ」[220]でアルバイトを始め、ブルターニュ産のゲランド塩を使った塩ラーメンを売り出す。
2011年2月、「なんでも作るよオフィス」を訪れた修次郎に「スパロウリズム」を経営しそよ風の扇風機を開発している旨嘘をついてたのが引き金となり、遂にはスパロウリズムのパソコンをクラックして開発データを盗み出し、扇風機と一緒に持ち出して大手電機メーカー「帝都電機」に売り出そうとするが、客先で待機中に携帯電話にかかってきた修次郎からの電話の会話中に考えが変わり、未遂に終わる。鈴愛と律に扇風機と開発データを返すとともに土下座して謝り、以後は律の「脅迫」[注 46]により、スパロウリズムの出資者と製造業者、販売店を募るための営業活動を担当するようになる。
加藤 恵子(かとう けいこ)[221][219]
演 – 小西真奈美[31]




 




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