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2018年1月12日3:32に更新しました。
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日本のドラマ
- 3作品
映画 | ジャンル | 受賞 | ユーザー 評価 |
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1 | 映画 夜空は いつでも 最高密度の青色だ | 2017年 ‧ | 日本映画 ベストテン 1位 | |||
2 | わたしは、 ダニエル・ ブレイク | 2016年 ‧ ドラマ ‧ 1時間 40分 | 外国映画 ベストテン 1位 | 35% | ||
3 | 人生 フルーツ | 2017年 ‧ ドキュメンタリー ‧ 1時間 31分 | 文化映画 ベストテン 1位 | 88% | ||
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日本映画ベストテン
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
詩集
- 2016年5月にリトルモアから刊行された、著者の第四詩集。
- 全43篇の詩が収録されている。
- ブックデザインは佐々木俊。
- 前作『死んでしまう系のぼくらに』がヒットし、若者に人気の新進詩人として注目を受け始めた中での刊行だった。
- 収録作の大半はネットを初出としている。
映画
- 2017年5月27日(全国)
- 上映時間 108分
- 2017年5月13日に東京・新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースにて先行上映、5月27日に全国上映。
- 石橋静河と池松壮亮のW主演で、石橋は本作が映画初主演作となった。
- 映画版のタイトルは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』となっており、作品名に“映画”と入っている。
- 原作の詩集の中にはストーリーは無いが、監督の石井裕也が東京を舞台にした1つの物語として作り上げ、脚本を執筆した。
- 2017年2月、第67回ベルリン国際映画祭にて、フォーラム部門に入選し上映された。
- ストーリー
- 看護師として安定した生活を送りながらも夜はガールズバーで働く美香と、左目が見えず工事現場で日雇い労働者として働く慎二。
- 2017年の東京で生きづらさを抱えた若者の出会いを描いたラブストーリー。
初公開: 2017年2月13日
監督: 石井 裕也
映画脚本: 石井 裕也
受賞歴: Nikkan Sports Film Award for Best Director
プロデューサー: Takatoshi Aruga、 Kimutaka Goka、 土井 智
- 看護師として病院に勤務する美香(石橋静河)は女子寮で一人暮らし。
- 日々患者の死に囲まれる仕事 と折り合いをつけながら、夜、街を自転車で駆け抜け向かうのはガールズバーのアルバイト。
- 作り笑いとため息。美香の孤独と虚しさは簡単に埋まるものではない。
- 建設現場で日雇いとして働く慎二(池松壮亮)は古いアパートで一人暮らし。
- 左目がほとんど見えない。
- 年上の同僚・智之(松田龍平)や中年の岩下(田中哲司)、出稼ぎフィリピン人のアンドレス(ポー ル・マグサリン)と、何となくいつも一緒にいるが、漠然とした不安が慎二の胸から消えることはない。
- ある日、慎二は智之たちと入ったガールズバーで、美香と出会った。
- 美香から電話番号を聞き出そう とする智之。
- 無意味な言葉を喋り続ける慎二。
- 作り笑いの美香。
- 店を出た美香は、深夜の渋谷の雑踏の中で、歩いて帰る慎二を見つける。
- 「東京には1,000万人も人がいるのに、どうでもいい奇跡だね」。
- 路地裏のビルの隙間から見える青白い月。
- 「嫌な予感がするよ」。「わかる」。
- 二人の顔を照らす青く暗い光。
- 建設現場。
- 突然智之が倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
- 葬儀場で二人は再会する。
- 言葉にできない感情に黙る慎二と、沈黙に耐えられず喋り続ける美香。
- 「俺にできることがあれば何でも言ってくれ」と慎二が言うと、美香は「死ねばいいのに」と悲しそうな顔をした。
- 過酷な労働を続ける慎二は、ある日建設現場で怪我をする。
- 治療で病院に行くと、看護師として働く美香がいた。
- 「また会えないか」と慎二が言うと、美香は「まぁ、メールアドレスだけなら教えてもいいけど」と答える。
- 夜、慎二は空を見上げる。
- 「携帯、9,700円。ガス代、3,261円。電気、2,386円。家賃 65,000円、シリア、テロリズム、食費 25,000円、ガールズバー 18,000円、震災、トモユキが死んだ、イラクで56人死んだ、薬害エイズ訴訟、制汗スプレー 750円、安保法案、少子高齢化……、会いたい」
- 新宿。二人は歩く。
- 「ねぇ、なんであの時、私達笑ったんだろう、お通夜の後」「分からない」
- 「ねぇ、 放射能ってどれぐらい漏れてると思う」「知らない」
- 「ねぇ、恋愛すると人間が凡庸になるって本当かな」「知らない」
- 不器用でぶっきらぼうな二人は、近づいては離れていく。
- 解説
- 「舟を編む」の石井裕也監督が、注目の詩人・最果タヒの同名詩集をもとに、都会の片隅で孤独を抱えて生きる現代の若い男女の繊細な恋愛模様を描き出す。
- 看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香は、言葉にできない不安や孤独を抱えつつ毎日をやり過ごしている。
- 一方、工事現場で日雇いの仕事をしている慎二は、常に死の気配を感じながらも希望を求めてひたむきに生きていた。
- 排他的な東京での生活にそれぞれ居心地の悪さを感じていた2人は、ある日偶然出会い、心を通わせていく。
- ヒロイン・美香役には、石橋凌と原田美枝子の次女で本作が映画初主演となる石橋静河を抜擢。
- 「ぼくたちの家族」でも石井監督と組んだ池松壮亮が慎二役を演じる。
あらすじ
- 2017年東京。
- 看護師の美香(石橋静河)は病院に勤める傍ら夜はガールズバーで働き、漠然とした不安や孤独の中で日々過ごしていた。
- 一方、工事現場での日雇い仕事に従事する慎二(池松壮亮)は、常に死の気配を感じながらも何とか希望を見いだそうとしていた。
- 排他的な都会で生きづらさを抱えつつも、懸命に生きるすべを模索する二人が出会い……。
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外国映画ベストテン
わたしは、ダニエル・ブレイク
- 『わたしは、ダニエル・ブレイク』(I, Daniel Blake)は、ケン・ローチ監督、ポール・ラヴァーティ(英語版)脚本による2016年のイギリス・フランスのドラマ映画(英語版)である。
- 出演はデイヴ・ジョーンズ(英語版)、ヘイリー・スクワイアーズ(英語版)、ディラン・マキアナン、ブリアナ・シャンらである。
- 第69回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第69回ロカルノ国際映画祭で観客賞(英語版)を獲得した。
- イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。
- 国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。
- 悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。
- 貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。
- しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。
- 解説
- 2016年・第69回カンヌ国際映画祭で、「麦の穂をゆらす風」に続く2度目の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。
- イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれる。
- イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。
- 心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。
- シングルマザーのケイティと2人の子どもの家族を助けたことから、ケイティの家族と絆を深めていくダニエル。
- しかし、そんなダニエルとケイティたちは、厳しい現実によって追い詰められていく。
あらすじ
- 59歳のダニエル(デイヴ・ジョーンズ)は、イギリス・ニューカッスルで大工の仕事に就いていたが、心臓の病でドクターストップがかかる。
- 失職した彼は国の援助の手続きを進めようとするが、あまりにもややこしい制度を前に途方に暮れる。そんな中、ダニエルは二人の子供を持つシングルマザーのケイティと出会う。
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文化映画ベストテン
人生フルーツ
解説
- ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追ったドキュメンタリー。
- さまざまな社会問題を取り上げたドキュメンタリー作品を世に送り出している東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第10弾。
- 自身が設計を任された名古屋近郊のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに夫婦で50年間暮らす90歳の夫・修一さんと、敷地内の雑木林で育てた野菜や果物で得意の料理を手がける87歳の妻・英子さんの津端夫婦。
- 敗戦から高度成長期を経て、現在に至るまでの津端夫婦の生活から、日本人があきらめてしまった、本当の豊かさを見つめなおす。
- ナレーションを樹木希林が担当。
- 2016年3月に放送され、第42回放送文化基金賞番組部門最優秀賞受賞したドキュメンタリー番組を劇場版として再編集した。
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個人賞
- 主演女優賞 蒼井優
- 主演男優賞 菅田将暉
- 助演女優賞 田中麗奈
- 助演男優賞 ヤン・イクチュン
- 新人女優賞 石橋静河
- 新人男優賞 山田涼介
- 監督賞 大林宣彦
- 脚本賞 石井裕也
- 外国映画監督賞 ケン・ローチ
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これらの作品が、近い将来、ラインナップされると思われる、
動画配信サービスのご紹介。
Amazonビデオ
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Hulu
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U-NEXT
誤字脱字は、あとで、
リライトする予定です。
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日本のドラマ
では、また。
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