この記事は、2017年12月19日0:30に更新しました。
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民衆の敵 8話お試し無料動画あらすじネタバレ感想2017年12月18日放送
[目次]
- 第6話予告動画
- 第7話予告動画
- 第8話予告動画
- 第9話予告動画
- 公式サイト
- 公式ツイッター
- 第9話番組概要
- 出演者(敬称略)
- 第9話のあらすじとネタバレ起承転結
- 第9話の感想
- 過去の記事(復習用)
- お試し無料動画のご案内
第6話予告動画
第7話予告動画
第8話予告動画
第9話予告動画
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第9話番組概要
佐藤智子(篠原涼子)が頼んでいた副市長就任を藤堂誠(高橋一生)は了承した。だが、まだ市議会の承認を得たわけではない。特に犬崎和久(古田新太)が認めるわけはなく、徹底抗戦の構えを見せ、市長リコールに向け動き出す。
智子、小出未亜(前田敦子)、園田龍太郎(斎藤司)は居酒屋で誠の副市長就任承諾の祝杯をあげた。その席で、誠たちはもう一度、智子の政治姿勢を考える。目の前の一人を幸せにするために、多数の人々を犠牲にできるかどうかだ。智子は、一人ずつ幸せにしていくことで、徐々に数を増やすというのだが、果たしてそれで良いのか…。未亜と園田は難しいと水を差すが、誠はとりあえず進めてみようと言う。
翌朝、智子は未亜から市のキャラクター、あおバッタ君がおかしなチラシを配っていると連絡を受ける。あおバッタ君が配っていたのはアミューズメントパーク『あおばランド』建設計画のチラシだった。
一方、平田和美(石田ゆり子)は誠が副市長就任を了承したことに疑問を抱いていた。エリート政治一家の息子が議員を辞めてまで副市長になる意味があるのだろうか? また、誠の兄、明(山中崇史)が最近、頻繁に地元であるあおば市に戻ってきていることも気になっていた。
そんな時、前田康(大澄賢也)が記者会見を開く。それはニューポート建設に伴う地区開発で『あおばランド』を作るというもの。それは、智子はもちろん、誠にとっても寝耳に水の話だった…。出典 公式サイト
出演者(敬称略)
篠原涼子
高橋一生
古田新太
前田敦子
千葉雄大
斎藤司
トレンディエンジェル
若旦那
細田善彦
今田美桜
余貴美子
渡辺いっけい
大澄賢也
田中圭
石田ゆり子
第9話のあらすじとネタバレ起承転結
起
- 前回までの、あらすじが流れる。
- 藤堂の記者会見。藤堂が、智子を支えることを宣言する。
- 犬崎の事務所。犬崎が、藤堂を、つぶしにかかる。犬崎の取り巻きは、藤堂家にびびっているが、犬崎は、藤堂が、藤堂一族の、はみだし者と、見抜いている。(例の風俗の彼女のこと。)
- とある居酒屋。智子、藤堂、未亜、園田が、藤堂の副市長就任の歓迎パーティー。映画、プライベートライアン、の、話で盛り上がる。(トム・ハンクス主演の、懐かしい映画。)。
- あおば市、市内のスーパー、トップマート。あおばランドのちらしが配られている。
- 和美の新聞社。和美と、西村の会話。藤堂の父であり、国会議員である藤堂英一郎が産廃処分場問題で必死、と新聞を見て語り合う。藤堂に、縁談話。相手は辻宮重工の娘。辻宮重工は、犬崎のニューポートに、がっつり絡んでいる。藤堂家は、ニューポート建設を、なんとか、進めたい。
- 犬崎の指示で、前田が記者会見。前田は、智子をたてつつ、ツッコミを入れる。智子の福祉政策は、応援するが、その福祉政策を進めるための財源(原資)が必要、ということを、智子が理解できていない、と批判する。ニューポート関連計画として、アミューズメントパーク、あおばランドを建設する。このあおばランドによって、雇用が増えて、市の収入も増えて、福祉政策が進められる。そして、地方税も下げられる、と、ぶちあげる。(大風呂敷を広げている感、あり。)
- 市長室。前田の記者会見をテレビで見ている、智子と藤堂。あおばランドは、まだ、稟議が通っていない。あおばランドに賛成したら、ニューポートにも賛成することになる。このあおばランドを使って、ニューポートに反対している智子をリコールするのが、犬崎の狙い、と藤堂は、智子に語る。
- あおば市の港。智子と藤堂が、漁師、井上にヒアリング。今の生活を変えたくても変えられない、という井上に、同意する、智子と藤堂。
- 無邪気に、あおばランドを楽しみにしている親子とすれ違い、智子がひとこと。あの人達は、気づいていない。あおばランドができたら、井上たちの暮らしが犠牲になることを。
承
- 智子が、いわゆるぶらさがりの記者たちにきかれて、応える。あおばランドには反対。今までの生活を奪われる市民がいるから。
- 犬崎の事務所。智子の市長リコールの署名活動が集まっている。目標、約33万人に対し、有効な署名が、約25万人まで、集まっている。にやりとする犬崎。
- そこに、藤堂がやってくる。犬崎の裏工作を非難する藤堂。
- 犬崎が、あらためて、藤堂にたずねる。あんたは、俺の味方なのか、敵なのか。
- 藤堂は、答える。犬崎は、ほんとに、小さい人間だ。
- 犬崎は、反論する。じゃあ、あんたは、どんなけ、でかい人間なんだ、藤堂家の看板に頼っているだけじゃないか、と。
- 藤堂は、答える。たたきあげのやっかみ?そんなの、もう慣れっこ。藤堂家の看板を背負うのにも、なれっこ。
- 犬崎は、笑いながら、風俗の彼女、金村沙希のことに触れる。藤堂は、おぼっちゃんだから、演説はうまくても、女性との別れ方が、下手。
- ここで、回想シーン。藤堂と風俗の彼女との別れのシーン。
転
- 佐藤家。智子と和美が、ネットで、あおばランドの様子をググる。そして、あおばランドに賛成している市民たちが、実は、犬崎のやとったサクラであることに気づく。
- 藤堂が、智子に電話、藤堂が、犬崎に裏工作して、失敗したことを謝罪する。
- 和美の新聞社。和美が、犬崎が新聞社にリークしてきた情報を、記事にすることを止めたい、と西村に相談する。西村は、俺たちレベルでは、止められない、と和美をさとす。市内の全ての新聞社に、リークされた情報だから、うちだけ記事にしない、ということは、できない、と。
- 新聞は、犬崎の広報誌ではない、と、食い下がる和美。
- 俺たちは、フリーのジャーナリストではない、と、和美をさとす。
- 市長室。藤堂と智子。あおばランドに賛成しているのは、サクラだよ、と話す智子。
- ここで、各新聞社に、犬崎がリークした情報が、明らかになる。佐藤市長、不正献金発覚、という文字が、新聞に踊る。
- テレビでも報道されている。後援会なんて、作っていない、と釈明する智子。
- 未亜と遼は、そのデマに踊らされる。
- 智子の事務所。智子と藤堂、和美と未亜が、4人で、証拠をチェックする。
- 完全な捏造なんて、できっこない、と、あら捜しをする藤堂。
- 藤堂が気づく。書類は全部、智子が犬崎にクーデターを起こす前の日付。犬崎は、智子の動きを想定していた、と気づく和美。
- 園田が、智子に抗議する市民の対応に追われる。
- 園田は、智子に抗議する。智子が市長になってから、市政が止まってばっかり。園田は仕事が進まない。
- ここで回想シーンが流れる。前市長、河原田のシーンが流れる。
- 智子が気づく。河原田が、犬崎に、はめられたことを。
- 秘書、もっちー、こと、望月も犬崎にはめられた。
ここから
ネタバレです。
(ご注意下さい)
結
- 河原田と遼。河原田は、望月を救えなかったことを後悔している、と語る。
- 和美と西村。藤堂家が絡んでいたら、俺たちにはどうすることもできない、と語る西村。
- 河原田と智子。河原田が市の職員、小野を呼んでくる。小野が、青葉であることが判明。青葉とは、内部告発した人間。青葉は、望月が同性愛者だったことを智子に打ち明ける。小野と望月は、奨学金の返済がきっかけで、知り合った。
- 望月の件に、富田が絡んでいることも判明。智子は、小野に望月のしの真相について、証言を依頼する。河原田は、反対する。望月のセクシャリティが公表されてしまうから。今の日本には、まだ、性的マイノリティに対する偏見がある。
- 智子は、富田に証言させることを決意する。
- 智子は、犬崎の事務所に殴り込み。富田を渡せと。前田がごまかす。犬崎は、智子が犬崎にあいさつしないことに、不満。歌を忘れたカナリアは、かわいげがある。恩を忘れたおばさんには、かわいげがない。智子は反論。犬崎にもらった恩なんて、東京湾に沈めやる。智子は、犬崎に、宣戦布告。
- あおば市の各新聞紙面に、智子の不正献金疑惑の文字が踊る。
- 市民たちへのインタビューでも、智子の評判は、さんざん。
- 智子は、ぶら下がりの記者たちに、説明しようとする。
- かつて、智子を信じて、りんごをくれた、おばさんが、智子にりんごを投げつけながら、叫ぶ。あんたは、民衆の敵だっ!と。
- その場に居合わせた藤堂が、智子をかばう。おわり。
次週、暴かれる真相。
感想
- 映画、プライベートライアン、の、話。(トム・ハンクス主演の、懐かしい映画。)私は、未亜の感動話より、藤堂の、なくなった兵士目線に共感する。確かに、この映画は、理不尽な話。血のコスト、を考慮すると、割に合わない。たったひとりのために、多くの人が、犠牲になるのが、果たして、美談なのか?勧善懲悪ものの、どのドラマにも共通する点に、ボスキャラは絶対にやられないで、部下たちが、次々に、主人公に、バッタバッタとやられるシーンが必ずある。ドラマを成立させるためには、必要悪なのかも知れないが、私はいつもそのシーンには共感できない。
- たったひとりを助けるか、多くの人々を助けるか、は、かの有名な、トロッコ問題、である。カンタンに説明すると、ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?ということ。ある意味、究極の選択。究極の人道的ジレンマである。そこに、正解、は、ない。人それぞれの価値観にゆだねられる。
- ドラマの舞台設定である、あおば市。人口、100万人もいるのか。100万人もいれば、結構な大都市。よく、智子が、市議になれたな。しかも、市長になるなんて。ドラマでしか、ありえない。
- 智子は、犬崎が雇ったサクラをよく見抜いたな。市長のお仕事が暇なのか、それとも智子が勉強熱心なのか。ひとによって、ものの捉え方は、それぞれだ。
- なくなった秘書、望月の話で、性的マイノリティの話も、取り入れてきた。今の日本の世相を斬る、つもりなのか?このドラマの脚本家は。
- 火のないところに煙は立たない、というが、後援会の実体がないのに、書類上で後援会を作れるものなのか?いわゆる、ペーパーカンパニーと同じしくみ、なのか。
- 智子が、市の幹部職員全員クビにする?市長にそんな権限あったっけ?国家公務員法と、国家公務員法に準拠した地方公務員法によって、全ての国家公務員、地方公務員は、特別公務員を含めて、身分を保障されているはず。分限処分、という例外な方法も、あるには、ある。しかし、分限処分するには、相当に正当な理由が必要なはず。学歴のない、法律に明るくない、智子に、理路整然とロジカルに、分限処分するスキルが、果たして、あるのだろうか?藤堂が、うまく智子をコーチングしてやらないと、絶対に、無理だろう。
- 最後の、あんたは、民衆の敵なんだよ、で、タイトル回収。お見事。脚本家。
- これまで、誰が、民衆の敵なのか、いまいちわからず、もやもやしていた。
- 民衆の敵とは、最初は、余貴美子さん演じる元市長?で、次は、犬崎?と、大体の視聴者のみなさんは、そう思っていたはず。私もそう思っていた。ところが、実は、犬崎の巧妙な罠にはめられた、智子だった、というオチ。これまでが全て伏線だったとは。意外な展開。脚本家の腕が、冴え渡っている。見事なタイトル回収。
- 脚本家の展開は、かなり、うまい。そして、役者のみなさんは、それぞれ、ぴったりのはまり役。篠原涼子さんの市長役。余貴美子さん演じる元市長。腹黒フィクサー犬崎役の古田新太さん。智子を支える、奇跡の四十代ことアラフィフ、石田ゆり子さん。智子をコーチングする、今や、NHKその他に引っ張りだこ、の、イケメン高橋一生さん。全員、適材適所。これで、視聴率が低いのは、一体、なぜ、なんだろう。たぶん、フジテレビの幹部も首をかしげているはず。フジテレビ自体が、民衆の敵、に、なってしまっているのだろうか?(うまいこと言っているつもりは、ない。)韓流と、とんねるずとナイナイに依存しすぎた結果なのか?嫌なら見るな、の結果なのか。
- 私自身は、昔から、フジテレビにはお世話になっている。明石家さんまさんと同じくらい、フジッコ、のおまめさん。古くは学生時代に夜中にドキドキしながらこっそり見ていた、オールナイトフジから。月9は、松嶋菜々子さんのやまとなでしこ、が好き。最近の月9では、渡辺杏さんの、デート〜恋とはどんなものかしら、が、至高。あんなにテンポの良いドラマはいまだかつてなかった。ふだん、私は、ドラマは録画して、倍速で見ている。それでちょうどよい、はやさ。しかし、デート〜恋とはどんなものかしら、については、テンポがはやくて、普通のはやさで見ていても、キャッチアップするのが、大変なくらい、気持ちのいいスピード感だった。このテンポのよさに、魅了された視聴者も多いはず。
- この、民衆の敵に、ゆいいつ、欠けているのは、このテンポ感かも知れない。犬崎に、下手な歌を歌わせるひまがあったら、話をどんどん、進めるべき。
- さぁ、来週は、いよいよ、最終回だ。智子が、このピンチを、どうやって、チャンスに変えるのか。脚本家の最後の腕の見せどころ。期待したい。
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